
動画編集用のパソコンを選ぼうとすると、
「Core i5でも動画編集できる?」
「やっぱりCore i7が必要?」
「IntelとAMD Ryzenならどっち?」
「CPUとGPUはどっちを優先すればいい?」
と、CPU選びで迷うと思います。
私もPCについて詳しくなかったころは、
「i3よりi5、i5よりi7、i7よりi9の方が強い!」
くらいの認識でした。
数字が大きいんだから間違ってはいないだろう。
……と思いたくなります。
しかしCPUは、そんなに単純ではありません。
現在、私が使っているCPUはIntel Core i5-13500です。
ほかの構成は、
- CPU:Core i5-13500
- メモリ:64GB
- GPU:RTX 5070 Ti 16GB
となっています。
GPUはかなり強力なのにCPUはCore i5。
一見するとアンバランスに感じるかもしれません。
しかし、私の用途では現在この構成で動画編集をしています。
今回は実際にCore i5-13500を使っている立場から、
動画編集ではどのくらいのCPUが必要なのか
を初心者向けに解説します。
- 結論:動画編集はCore i5・Ryzen 5クラスから検討できる
- そもそも動画編集でCPUは何をしている?
- Core i5でも動画編集できる?
- Core i5・i7・i9は何が違う?
- IntelとAMD Ryzenならどっち?
- CPUの「世代」はかなり重要
- 動画編集ではCPUのコア数も重要?
- 動画編集ではCPUとGPUどっちを優先する?
- 動画編集ではCPUとメモリどっちが重要?
- 4K動画編集ならCore i7が必要?
- 動画編集+ゲームならCPUよりGPUを上げるべき?
- 動画編集の書き出し時間はCPUで変わる?
- 私はCore i5-13500で困っている?
- 動画編集用PCはいくら出せばいい?
- 動画編集用CPUを選ぶときのチェックポイント
- 私なら今から動画編集用PCを買うならどのCPU?
- まとめ|動画編集用CPUは「i5かi7か」だけで決めない
結論:動画編集はCore i5・Ryzen 5クラスから検討できる
最初に大まかな目安をまとめます。
| 用途 | CPUの目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 軽いフルHD編集 | Core i5 / Ryzen 5クラス | カット・テロップ中心なら候補 |
| YouTube動画編集 | Core i5 / Ryzen 5以上 | 編集内容によって上位も検討 |
| エフェクトを多用 | Core i7 / Ryzen 7クラスも検討 | 処理量が多いなら余裕が欲しい |
| 4K動画編集 | Core i7 / Ryzen 7クラス以上も候補 | CPUだけでなくGPU・メモリも重要 |
| 動画編集+ゲーム | Core i5~i7 / Ryzen 5~7 | GPUとのバランスが重要 |
| 重い映像制作 | 上位CPUを検討 | 作業内容と使用ソフトで判断 |
※これはあくまでクラス分けの目安です。
「Core i5ならこの性能」「Core i7なら絶対こちらが速い」
という意味ではありません。
CPUは世代や型番によって性能が大きく違います。
新しい世代のCore i5が、古い世代のCore i7より高性能というケースもあります。
そのため、
「i5かi7か」だけでPCを選ばないこと
が重要です。
そもそも動画編集でCPUは何をしている?
CPUはパソコン全体のさまざまな計算処理を担当しています。
動画編集では、
- 動画の読み込み
- 編集処理
- エフェクト処理
- プレビュー
- エンコード
- 複数アプリの同時処理
など、多くの場面に関係します。
CPU性能に余裕がないと、
「編集画面が重い」
「処理を待たされる」
「書き出しに時間がかかる」
といったことにつながる可能性があります。
そのため動画編集用PCでは、GPUだけでなくCPUもしっかり確認したいところです。
Core i5でも動画編集できる?
できます。
少なくとも、
「動画編集をするならCore i7以上でなければならない」
とは言えません。
私自身、現在Core i5-13500で動画編集しています。
ブログ用やSNS用の動画をFilmoraで編集する用途では、私の場合は使えています。
もちろん、
Core i5なら何でもOK
という意味ではありません。
同じCore i5でも世代やモデルが違えば性能は変わります。
たとえば中古PCでかなり古いCore i5を搭載している製品と、比較的新しいCore i5では同じ「i5」という名前でも性能は違います。
PCの商品ページで、
「Core i5搭載!」
と大きく書かれていても、それだけで判断しないようにしましょう。
Core i5・i7・i9は何が違う?
IntelのCPUを探していると、
- Core i3
- Core i5
- Core i7
- Core i9
といった名称を見かけます。
一般的には上位クラスになるほど性能も価格も高くなります。
動画編集だからといって、必ず最上位を選ぶ必要はありません。
Core i5
フルHD動画編集や一般的なYouTube動画編集などで候補にしやすいクラスです。
私が使っているCore i5-13500もここです。
予算をCPUだけに使いすぎず、メモリやGPUにも振り分けやすいメリットがあります。
Core i7
より重い編集や4K、複数作業などを考える場合に候補になります。
CPUへある程度余裕を持たせたい人には検討しやすいクラスです。
Core i9
さらに高性能を求める用途向けです。
しかし、
「動画編集するから、とりあえずCore i9!」
という選び方はおすすめしません。
CPUに予算を使いすぎてGPUやメモリを削るくらいなら、PC全体のバランスを考えた方がよい場合があります。
IntelとAMD Ryzenならどっち?
CPUにはIntelだけでなくAMDのRyzenシリーズもあります。
動画編集用PCでは、
Intel Core
と
AMD Ryzen
のどちらも候補になります。
初心者だと、
「動画編集ならIntel!」
「いやRyzen!」
と一つに決めたくなります。
ですが、メーカー名だけで決めるより、
- CPUの世代
- 型番
- コア数
- 実際の性能
- 使用する動画編集ソフト
- GPUとの組み合わせ
- PC全体の価格
まで見て比較した方がよいでしょう。
同じ価格帯ならどちらのPC構成が自分の用途に向いているか、という見方をおすすめします。
CPUの「世代」はかなり重要
PC初心者が見落としやすいのがCPUの世代です。
「Core i7だからCore i5より上」
と思ってしまいがちですが、CPUは世代が変わるたびに性能や仕様が変化します。
そのため、
古いCore i7と新しいCore i5
なら、単純に「i7の方が高性能」とは判断できません。
これは中古PCや格安PCを探しているときに特に注意したいところです。
商品名に、
「高性能Core i7搭載!」
と書いてあっても、
「何世代?」
「具体的な型番は?」
まで確認してください。
私のCPUも単に「Core i5」ではなく、
Core i5-13500
です。
型番まで確認する癖をつけるとPC選びで失敗しにくくなります。
動画編集ではCPUのコア数も重要?
CPUについて調べると、
コア
という言葉も出てきます。
簡単に言えば、CPUの中で処理を担当する部分です。
動画編集やエンコードなどでは複数のコアを活用できる処理もあるため、コア数はCPU選びの一つのポイントになります。
ただし、
「コア数が多い=必ず動画編集が速い」
と単純には判断できません。
CPUの設計や世代、クロック、編集ソフト側の処理なども関係します。
初心者の場合はコア数だけで比較するより、CPU型番ごとのベンチマークや編集ソフトでの実際の性能を確認した方が分かりやすいでしょう。
動画編集ではCPUとGPUどっちを優先する?
ラッコキーワードでも、
「動画編集 CPU GPU 優先」
「動画編集 CPU GPU どっち」
という候補が確認できました。
結論としては、
どちらか一方だけを優先するのではなく、用途に合わせてバランスを取る
ことをおすすめします。
CPUは動画編集全体のさまざまな処理に関係します。
GPUはGPUアクセラレーション、映像処理、対応エンコード、AI機能などで使われます。
使用する編集ソフトによっても違います。
たとえば、
Core i9+極端に弱いGPU
あるいは、
高性能GPU+極端に弱いCPU
のように一つだけ突出させるより、用途に合った組み合わせを考える方がよいでしょう。
動画編集ではCPUとメモリどっちが重要?
これも、
「動画編集 CPU メモリ どっち」
という疑問があります。
こちらも片方だけ選べばよいものではありません。
CPUが高性能でもメモリ容量が少なすぎれば、複数アプリを使ったときに余裕がなくなる可能性があります。
逆にメモリを64GB積んでも、CPU性能が低ければCPUそのものの処理能力が上がるわけではありません。
私は現在、
Core i5-13500+メモリ64GB
ですが、動画編集だけをする初心者全員に64GBをすすめるつもりはありません。
動画編集を始めるなら16GB以上、複数アプリを同時に使ったり余裕を持たせたりするなら32GBも検討する、という考え方が分かりやすいでしょう。
4K動画編集ならCore i7が必要?
4K動画編集ではフルHDより扱うデータ量が増え、PCへの負荷も高くなります。
そのためCore i7やRyzen 7などの上位CPUを検討する理由は増えます。
しかし、
「4K=絶対Core i7」
と決めるのは早いです。
動画の長さ、コーデック、エフェクト、編集ソフト、GPU、メモリなどによって必要な性能は変わります。
軽い4K編集と本格的な映像制作では必要なPCは同じではありません。
4K編集を目的にPCを購入するなら、
CPUだけではなくPC全体に余裕を持たせる
と考えた方がよいでしょう。
動画編集+ゲームならCPUよりGPUを上げるべき?
私のPC構成が少し特殊なのはここです。
現在、
Core i5-13500
に対して、
RTX 5070 Ti 16GB
を搭載しています。
GPUの方がかなり豪華に見えます。
その理由は、
動画編集だけではなくゲームもするから。
ゲームではGPU性能が非常に重要になるため、私の場合はGPU側へかなり予算を使っています。
もし動画編集だけを目的にPCを組んでいたら、同じ構成にはしていなかった可能性があります。
つまり、
動画編集用PC
と、
動画編集+ゲーミングPC
では予算配分が変わります。
PCで何をするかを最初に決めることが重要です。
動画編集の書き出し時間はCPUで変わる?
動画編集では、完成した動画を書き出す「エンコード」に時間がかかります。
CPU性能はこの処理にも関係します。
ただし、書き出し時間はCPUだけでは決まりません。
- GPU
- ハードウェアエンコード
- 動画編集ソフト
- コーデック
- 動画時間
- 解像度
- エフェクト
- 書き出し設定
なども関係します。
そのため、
「Core i7ならCore i5より必ず○分速い」
といった断定はできません。
PC比較記事で書き出し時間を扱う場合は、同じ動画・同じ設定で実測するか、外部ベンチマークを参考値として扱う必要があります。
私はCore i5-13500で困っている?
現在のところ、私が行っている動画編集用途ではCore i5-13500を使用できています。
だからといって、
「Core i5-13500なら誰でも十分」
とは言いません。
私と同じPCでも、
- 編集する動画
- エフェクト
- 解像度
- 編集ソフト
- 同時に使うアプリ
が変われば負荷も変わります。
ただ、実際に使っている立場から言えるのは、
「動画編集=Core i7やCore i9じゃないと無理」というわけではない
ということです。
初心者なら、まず自分がどの程度の編集をするのか考えてからCPUを選んでください。
動画編集用PCはいくら出せばいい?
CPUを調べ始めると、
「Core i5よりCore i7」
「せっかくだからCore i9」
と、どんどん上が欲しくなります。
GPUでも同じことが起きます。
メモリも同じです。
その結果、
当初10万円だった予算が20万円を超える。
PC選びあるあるです。
そこで先にPC全体の予算を決めてしまう方法があります。
私は別の記事で、
10万円・15万円・20万円
の価格帯ごとに動画編集用PCを比較しています。
CPUだけではなくGPU・メモリ・SSDを含めて考えたい方はこちらも参考にしてください。
動画編集用CPUを選ぶときのチェックポイント
CPUを選ぶときは、次の順番で考えると分かりやすいです。
- 使用する動画編集ソフトを決める
- フルHDか4Kか考える
- 軽い編集か重い編集か考える
- CPUの具体的な型番を見る
- CPUの世代を確認する
- 実際の性能・ベンチマークを確認する
- GPU・メモリとのバランスを見る
- PC全体の予算を見る
特に、
「Core i7だから大丈夫!」
だけで決めないこと。
型番まで確認してください。
私なら今から動画編集用PCを買うならどのCPU?
私が今、
「初めて動画編集用PCを買います」
という状態なら、
まずCore i5・Ryzen 5クラスから探します。
そこで自分の用途に足りなければCore i7・Ryzen 7クラスを検討します。
最初から最上位CPUを選ぶことはしません。
その分、
- メモリ
- GPU
- SSD
にも予算を振り分けます。
特に動画編集+ゲームをするならGPUにも予算が必要です。
PCは一つのパーツだけで決めるものではありません。
まとめ|動画編集用CPUは「i5かi7か」だけで決めない
動画編集ではCPUが重要です。
しかし、
「動画編集=Core i7以上」
と決めつける必要はありません。
フルHD中心の初心者ならCore i5・Ryzen 5クラスから検討できます。
4Kや重い編集をするならCore i7・Ryzen 7など上位クラスも候補になります。
そして何より重要なのが、
世代と具体的な型番を見ること。
「Core i5」「Core i7」という名前だけで性能を判断しないようにしましょう。
私自身、現在はCore i5-13500を使いながら動画編集しています。
GPUはRTX 5070 Ti、メモリは64GBです。
この構成になったのも、動画編集だけでなくゲームやブログ、AIなど複数用途を考えた結果です。
CPU選びも同じです。
一番高いCPUではなく、自分の用途に合ったCPUを選ぶ。
これが余計な出費を減らす一番の方法だと思います。
CPU・GPU・メモリまで分かったら、次はそれらをまとめて、
「結局どのPCを買えばいいのか?」
を考えていきましょう。






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