
ブログをやっていると、よく目にするのが「独自ドメイン」です。
自分もブログを作るために、これまで何度かドメインを取得しています。
そこで、ふと思いました。
「ドメインって、安く買って高く売ることもできるんじゃない?」
ドメインを検索していると、安く取得できるものもあります。
もし将来誰かが欲しがりそうな名前を先に取得しておいて、それが数万円で売れたら……。
これ、副業になるのでは?
なんとなく「ネット上の土地を先に買っておく」ようなイメージです。
そこで今回は、
「安いドメインを取得して売却する副業は、本当に成立するのか?」
を調べてみることにしました。
ただし、現時点ではドメイン転売のために新しいドメインを購入していません。
まずは、
- どんなドメインが売れそうなのか
- 取得にいくらかかるのか
- どこで売るのか
- 売れるまでどのくらいかかるのか
- 更新料金はいくらかかるのか
- 商標などの問題はないのか
- 最終的にいくら利益が残るのか
を調べます。
数字を見て「これは実験する価値がありそう」と判断できたら、実際にやってみたいと思います。
- そもそもドメインって売れるの?
- お名前.comを見ていたら、180万円のドメインを発見
- ただし「数百円で買って180万円で転売できる」という意味ではない
- 自分で持っているドメインを売るサービスもあった
- じゃあ、どんなドメインなら売れそう?
- 「企業が欲しがりそうな名前を取ればいい」は危険
- そういえば、自分も昔使っていたドメインを持っていた
- サイトがなくても、ドメインを持っているだけで更新料金がかかる
- あれ?ほかの2つのドメインも毎年払っているの?
- ドメイン転売で怖いのは「売れるまでの期間」かもしれない
- 10個買えば1個くらい当たる?利益を計算してみる
- 10個買って1個しか売れなかったら、むしろ赤字になる
- ドメインは場所を取らない。でも「更新費のかかる在庫」
- 現時点の結論「売ることはできる。でも簡単な副業ではなさそう」
- ドメインだけじゃなく、サイトを作ったら価値が変わる?
- 調べたら「サイトそのものを売る」という方法もあった
- 現時点では「安いドメインを大量に買う」はやらない
- 次回、5年前に取った「cochi2525.com」は売れるのか調べてみる
そもそもドメインって売れるの?
最初の疑問はここです。
自分の中では、
ドメイン=ブログを作るときに必要なもの
という認識でした。
ところが調べてみると、ドメインそのものを売買する市場があります。
つまり、
ドメインを取得する
↓
保有する
↓
売りに出す
↓
欲しい人が購入する
↓
売却する
ということができます。
「じゃあ、本当に転売できるじゃん」
と思ったのですが、話はそんなに簡単ではありませんでした。
お名前.comを見ていたら、180万円のドメインを発見
ドメインについて調べるため、お名前.comを見ていました。
すると、
「PREMIUM DOMAIN(プレミアムドメイン)」
というページを発見。
何だろうと思って見てみると、
- travel.xyz
- club.xyz
- coffee.xyz
- fashion.xyz
- fitness.xyz
- marketing.xyz
- sports.xyz
- weather.xyz
- wedding.xyz
- tech.xyz
など、かなり分かりやすい名前が並んでいます。
そして値段を見て驚きました。
数万円どころではありません。
自分が確認したときには、
club.xyz:453,750円
coffee.xyz:453,750円
fashion.xyz:453,750円
fitness.xyz:453,750円
など、40万円を超えるドメインが並んでいました。
そして、その中でも目を疑ったのが、
travel.xyz:1,815,000円。
約181万円です。
「ドメインって180万円もするの!?」
自分の中では「数百円~数千円くらいで取得するもの」というイメージだったので、かなり意外でした。

※価格や掲載ドメインは確認時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
ただし「数百円で買って180万円で転売できる」という意味ではない
ここで最初、自分は勘違いしそうになりました。
「誰かが安く取ったtravel.xyzを180万円で転売しているの?」
と。
しかし、今回見つけたのは、お名前.comの「PREMIUM DOMAIN」で販売されているドメインです。
ページには、
「希少価値の高いプレミアムドメインからおすすめのラインナップをご紹介」
とあります。
実際、掲載されているのは、
travel
coffee
fitness
marketing
sports
weather
など、短くて意味が分かりやすい英単語が中心です。
つまり、
「travel.xyzが181万円で販売されている」=「誰でも数百円でドメインを仕入れて181万円で売れる」
という話ではありません。
ただ、一つ分かったことがあります。
ドメインは、文字列によって価格や価値が大きく変わる。
これはドメイン転売を考えるうえで重要そうです。
自分で持っているドメインを売るサービスもあった
では、自分で取得した普通のドメインは売れるのでしょうか。
さらに調べると、お名前.comには、自分で保有しているドメインを売買できるサービスもありました。
つまり、
「ドメインを取得して、あとから売る」
ということ自体は可能です。
ただし、売却サービスによって利用条件や手数料などは異なります。
出品できるドメイン、最低出品価格、売却時の手数料などを確認したうえで利用する必要があります。
特に売却手数料は、そのまま利益を減らすコストです。
例えば仮に、
1万円で売れたとしても、1万円すべてが自分の利益になるわけではありません。
取得費、更新費、売却手数料などを差し引いて考える必要があります。
※サービス内容や料金は変更される可能性があるため、利用時には公式サイトの最新情報を確認してください。

じゃあ、どんなドメインなら売れそう?
ここが一番難しそうです。
プレミアムドメインに並んでいる名前を見てみると、
- 短い
- 覚えやすい
- 入力しやすい
- 意味が分かりやすい
- ジャンルを想像しやすい
- ビジネスに使いやすい
- ブランド名として使いやすい
といった特徴があります。
例えば、
travel
coffee
fitness
marketing
sports
wedding
などは、名前を見ただけで何のサイトなのかイメージできます。
逆に、
「長くて覚えにくい」
「スペルを間違えやすい」
「何の意味なのか分からない」
というドメインを、わざわざお金を出して買いたい人は少なそうです。
となると、ドメイン転売は、
「安いドメインを探す副業」ではなく、「将来需要がありそうな名前を探す副業」
なのかもしれません。
「企業が欲しがりそうな名前を取ればいい」は危険
ここで一つ思いつきました。
「だったら、有名企業や有名商品に関係するドメインを先に取れば、その会社が欲しがるのでは?」
でも、これは危険です。
企業名、商品名、サービス名などには商標などの権利が関係している可能性があります。
ドメインとして取得できた=その名称を自由に使ったり転売したりして問題ない
とは限りません。
商標については、特許庁・INPITの「J-PlatPat」で検索できます。
ただし、
「J-PlatPatで検索して何も出なかった=絶対に安全」
というわけでもありません。
商標以外の権利やドメイン名をめぐる問題が発生する可能性もあります。
今回もし実際にドメインを取得するなら、
特定企業・商品・既存ブランドを狙った名前は候補から外す。
これは最低限守りたいと思います。
そういえば、自分も昔使っていたドメインを持っていた
ここまで調べていて、ふと思いました。
「そういえば昔使っていたドメインって、どうなった?」
ConoHaの管理画面を確認してみました。
すると現在、自分が持っているドメインは3つありました。
- cochi-cochi.com
- hidamari-miokuri.site
- cochi2525.com
このうち、
cochi2525.com
は以前使っていたサイトのドメインです。
自分ではサイトがなくなったので、ドメインもなくなったような感覚でいました。
ところが管理画面を見ると、
ステータス:運用中
になっています。
さらに確認すると、
登録日:2021年8月23日
更新期限:2026年8月23日
サーバー利用:未設定
でした。
つまり、
サイト自体は現在使っていないけれど、ドメインだけは約5年間持っていた。
新しいドメインを買って検証しようと思っていたのに、
「実験に使えそうなドメイン、もう持ってるじゃん」
ということになりました。
サイトがなくても、ドメインを持っているだけで更新料金がかかる
ここで重要なことに気付きました。
cochi2525.comの更新期限が近づいています。
そこでConoHaの管理画面から、実際の更新料金を確認してみました。
表示された金額は、
.com:2,068円/年(税込)
でした。
【ここにcochi2525.comの更新料金「2,068円/年」のスクリーンショット】
サイトは使っていなくても、ドメインを維持するなら更新料金が必要です。
現在の金額が続くと仮定すれば、
| 保有期間 | 更新料金 |
|---|---|
| 1年 | 2,068円 |
| 2年 | 4,136円 |
| 3年 | 6,204円 |
| 5年 | 10,340円 |
となります。
もちろん、今後の更新料金がずっと同額とは限りません。
それでも、
「安く買って、売れるまで置いておけばいい」
という考え方が少し変わりました。
売れない期間が長くなるほど、維持費が積み上がります。
あれ?ほかの2つのドメインも毎年払っているの?
ここでまた疑問です。
「じゃあ、今使っているcochi-cochi.comも毎年更新料金を払っているの?」
ConoHaの契約情報を確認しました。
すると、
無料独自ドメイン:cochi-cochi.com
無料独自ドメインLITE:hidamari-miokuri.site
となっています。
自分が契約しているConoHa WINGパックの無料独自ドメイン枠でした。
そのため、この2つについては無料独自ドメイン特典が適用されている間、通常のドメイン更新料金を別途支払っていません。
一方、
cochi2525.comは無料枠ではありません。
そのため、更新するなら現在表示されている料金では年間2,068円必要ということです。
同じように「ドメインを持っている」つもりでも、契約状況によって維持費が違うことも今回初めて意識しました。
ドメイン転売で怖いのは「売れるまでの期間」かもしれない
最初は、
いくらで取得して、いくらで売れるか
ばかり考えていました。
でも実際には、
いつ売れるのか
もかなり重要です。
例えば1,000円で取得したドメインが1万円で売れたとします。
すぐ売れればいい。
でも、何年も売れなかったら?
その間も更新料金が発生します。
しかも、ドメインは出品すれば必ず売れる商品ではありません。
需要のある名前なら買い手が見つかる可能性がありますが、結局売れない可能性もあります。
副業として考えるなら、この、
「いつ売れるか分からない」
という部分はかなり大きなリスクだと思います。
10個買えば1個くらい当たる?利益を計算してみる
では、ドメイン転売の利益を考えてみます。
基本的には、
利益=売却価格-取得費-更新費-売却手数料-その他必要経費
です。
例えば仮に、
取得費:1,000円
売却価格:10,000円
売却手数料:20%
だったとします。
売却価格10,000円から手数料2,000円を引くと8,000円。
さらに取得費1,000円を引けば、
利益は7,000円。
ここだけ見ると悪くありません。
でも、1年間売れず更新料金が2,000円程度かかったと仮定すると、
利益は5,000円程度まで減ります。
さらに問題なのが、複数のドメインを仕入れた場合です。
10個買って1個しか売れなかったら、むしろ赤字になる
仮に、
- 1個1,000円のドメインを10個取得
- 合計取得費10,000円
- そのうち1個だけ10,000円で売却
- 売却手数料20%
だったとします。
売れた1個だけを見ると、
10,000円-2,000円-1,000円=7,000円
なので、
「7,000円儲かった!」
となります。
でも副業として見るなら、残り9個の取得費も無視できません。
10個全体で考えると、
売上10,000円-売却手数料2,000円-取得費10,000円=-2,000円
です。
つまり、
1個の取引だけ見れば+7,000円なのに、在庫全体では-2,000円。
さらに残った9個を翌年も保有するなら、それぞれに更新費が発生する可能性があります。
これは思っていたより厳しい。
ドメイン転売を副業として見るなら、
売れたドメイン単体ではなく、売れ残りも含めた全体の利益を見る必要がある
ということです。
ドメインは場所を取らない。でも「更新費のかかる在庫」
以前調べたジャンクPCの部品取り副業では、
「売れ残った部品をどこに置く?」
という問題がありました。
ドメインにはそれがありません。
パソコンも棚も倉庫も必要ありません。
これはかなり大きなメリットです。
しかし、その代わりに、
更新料金がかかるデジタル在庫
になります。
10個。
20個。
50個。
と増やしていけば、物理的には邪魔にならなくても、更新時期になると費用が発生します。
「安いから、とりあえず取っておこう」
を繰り返すのは思っていたより危険そうです。
現時点の結論「売ることはできる。でも簡単な副業ではなさそう」
ここまで調べた時点で、自分なりの結論を出してみます。
ドメインを売って利益を出すこと自体は可能。
ただし、
「安いドメインを大量に買っておけば、そのうち高く売れて儲かる」ほど簡単な副業ではなさそう
です。
特に気になったのは、
- 売れそうなドメインを見極める必要がある
- いつ売れるか分からない
- 売れない可能性もある
- 保有中は更新料金がかかる
- 売却時には手数料などのコストが発生する
- 売れ残ったドメインも含めて利益を考える必要がある
- 商標などの権利関係にも注意が必要
という点です。
つまりドメイン転売は、
「安く仕入れる能力」より、「将来需要がありそうな名前を見つける目利き」が重要な副業
なのかもしれません。
少なくとも現時点では、
「安いから10個くらい買ってみよう」
とは思わなくなりました。
ドメインだけじゃなく、サイトを作ったら価値が変わる?
ここまで調べて、もう一つ気になったことがあります。
現在のcochi2525.comは、
ドメインだけ
の状態です。
一方、今このブログで使っているcochi-cochi.comには、
- WordPress
- 記事
- アクセス
- AdSense
- アフィリエイト
- 運営実績
などがあります。
同じ「ドメインを持っている」でも、
ドメインだけの状態と、サイトとして育てた状態では価値が全然違うのでは?
という疑問が出てきました。

調べたら「サイトそのものを売る」という方法もあった
ドメイン売買を調べているうちに、
Webサイトそのものを売却する「サイト売買」
という方法にもたどり着きました。
ドメインだけを売るのではなく、サイトのコンテンツや運営実績などを含めて売却する方法です。
例えばサイト売却専門サービスの「サイトマ」では、サイト売却の無料査定があります。
自分の場合、
cochi2525.com
→ 現在はドメインだけ
cochi-cochi.com
→ 現在運営しているブログ
という、ちょうど比較できそうな材料があります。
「何もないドメイン」と「育てたブログ」では、価値はどれくらい違うのか?
これは自分でもかなり気になります。

※サイトマはドメイン単体の売却サービスとしてではなく、「サイトとして育てた場合の売却方法」の一例として紹介しています。
現時点では「安いドメインを大量に買う」はやらない
調べる前は、
「安いドメインを10個くらい買っておけば、1個くらい当たるのでは?」
くらいに考えていました。
でも実際に調べてみると、
- ドメイン名によって価格や価値が大きく違う
- 180万円を超えるプレミアムドメインもある
- 自分のドメインを売買する方法もある
- 出品価格と実際に売れる価格は別
- 商標などの権利関係を考える必要がある
- ドメインは保有しているだけでも更新料金がかかる
- いつ売れるか分からない
- 売却時にはコストが発生する
- 複数取得した場合は売れ残りも原価になる
ということが分かりました。
特に自分の場合、
約5年前に取得したcochi2525.comが今も残っている
ことが分かったのが大きかったです。
しかも、2026年8月23日に更新期限を迎えます。
更新するなら現在表示されている料金は年間2,068円。
だったら新しいドメインを買う前に、
「このcochi2525.comに2,068円払って残す価値はあるのか?」
を調べた方が面白そうです。
次回、5年前に取った「cochi2525.com」は売れるのか調べてみる
ということで、今回はまだドメインを買いません。
次に調べたいのは、
「cochi2525.comには、ドメイン単体としてどのくらいの価値があるのか?」
です。
- 似たドメインはいくらで売られているのか
- そもそも需要がありそうなのか
- いくらなら出品できそうなのか
- 年間2,068円を払って更新する価値があるのか
- 実際に出品するならどこがいいのか
を調べてみます。
もし数字上、
「2,068円払ってでも試してみたい」
となれば、実際に売却実験をしてみるのも面白そうです。
逆に、
「これは売れそうにない」
となれば、更新しないという判断もあります。
そしてもう一つ。
ドメインだけではなく、サイトを作って育てると価値はどれくらい変わるのか?
こちらも実際に試してみたいテーマになりました。
数百円~数千円で取得できることもあるドメイン。
その一方で、今回確認したプレミアムドメインには、
1,815,000円の「travel.xyz」
までありました。
なぜ、ここまで価格に差が出るのか。
そして、自分が5年前に取得した「cochi2525.com」に価値はあるのか。
ニッチ副業研究として、もう少し掘ってみます。


コメント