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ビットコインマイニングとは?「高いなら自分で掘ればタダでは?」と思ったので調べてみた

副業
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以前、YouTubeで「ビットコインをマイニングする」という動画を見たことがあります。

そのときは、

「へぇー、こんなのあるんだ」

くらいで、特に深く考えずに見ていました。

ところが最近、ビットコインの価格を見ていて、ふと思ったんです。

「……これ、買うんじゃなくてマイニングすればいいんじゃない?」

マイニングって、機械を動かしてビットコインをもらうやつだったはず。

だったら、

高いビットコインを買わずに、自分で掘ればタダで手に入るのでは?

という、ものすごく都合のいい考えが頭に浮かびました。

しかも私は暗号資産についてほぼ初心者。

ビットコインを買ったこともなければ、仮想通貨取引所の口座も持っていません。

そこで今回は、

「マイニングマシンを買ったら、本当にビットコインが手に入るの?」

というところから調べてみました。

先に結論を書くと、

ビットコインは手に入ります。

ただし、

「タダでビットコインGET!」という私の考えは開始早々崩壊しました。


そもそもビットコインマイニングって何を「掘ってる」の?

最初に疑問だったのがこれです。

マイニング=採掘。

でもビットコインはデジタルデータです。

当然、地面の下にビットコインが埋まっているわけではありません。

では何を掘るのか。

かなり簡単に説明すると、Bitcoinでは世界中で行われる取引をまとめ、ネットワーク上の記録に追加していくために「Proof of Work」と呼ばれる計算処理が使われています。

マイナーは計算を繰り返して条件を満たす値を探します。

その仕事に成功したマイナーには、インセンティブとして新しく発行されるBTCと取引手数料が与えられる仕組みです。

だから「採掘」と呼ばれているわけです。

金山から金を掘り出す代わりに、

コンピューターの計算能力と電気を使ってBTCの報酬を狙う。

私の場合、まずここから理解していませんでした。


じゃあマイニングマシンを買えばBTCが勝手に貯まる?

ここで私が期待したのがこれ。

マイニングマシン購入

コンセントにつなぐ

寝る

朝起きる

ビットコイン増えてる

働かなくていい

夢の永久機関です。

もちろん、そんな簡単ではありませんでした。

現在のビットコインマイニングでは膨大な計算能力が投入されています。

普通の家庭用PCでちょっと計算させて、運よく大量のBTCをGET……という世界を想像するとかなり違います。

本格的なBitcoinマイニングでは、ASICと呼ばれるマイニング専用機が使われます。

そして問題になるのが、

機械代と電気代です。

「タダでビットコインを手に入れる」というより、

機械と電気にお金を使ってBTCという報酬を得る事業

と考えたほうが近そうです。


そもそも誰がビットコインを払ってくれるの?

ここも私は分かっていませんでした。

「マイニングしたらBTCがもらえる」

と言われても、

誰がくれるの?

会社?

ビットコイン運営?

と思っていました。

Bitcoinには「ビットコイン株式会社」が存在して、マイナーに給料を振り込んでいるわけではありません。

Bitcoinの仕組みそのものに、ブロックを作ったマイナーへ報酬を与えるルールが組み込まれています。

Bitcoinの原論文でも、この報酬によって参加者にネットワークを維持するインセンティブを与える仕組みが説明されています。

これを知って、ようやく

「マイニングでBTCをもらう」

という意味が分かってきました。


1人でマイニングしてもビットコインをもらえる?

理屈上は、自分だけでマイニングする「ソロマイニング」もあります。

しかし大量の計算能力が投入されているBitcoinネットワークで、個人の機械がブロックを発見するのを待つとなると、報酬を得られるタイミングは非常に不安定になります。

そこで存在するのが、

マイニングプール

です。

大勢のマイナーが計算能力をまとめてマイニングし、得られた報酬を各参加者の貢献度などに応じて分配する仕組みです。

私が想像していた、

「自宅にマシンを1台置いて、そいつがビットコインを1枚ずつ掘ってくれる」

というイメージとはだいぶ違いました。


マイニングでもらったBTCはどこに入るの?

次の疑問。

仮にマイニングに成功したとして、

そのビットコイン、どこに来るの?

銀行口座に「BTC」と表示されるわけではありません。

暗号資産では、ウォレットや取引所などで管理するためのアドレスを使ってBTCを受け取ります。

そしてマイニングプールを利用する場合なら、プール側の条件を満たした報酬を指定したBTCアドレスへ受け取る、といった形になります。

ここで初めて、

「ウォレット」

というものが必要になってきます。


仮想通貨取引所の口座を持っていないとマイニングできない?

ここは私がかなり気になっていたところです。

私は暗号資産取引所の口座を持っていません。

「じゃあマイニングできないの?」

と思いましたが、Bitcoinそのものを保有・送受信することと、日本円へ交換することは分けて考える必要があります。

BTCを受け取るために、必ずしも日本の暗号資産取引所でBTCを購入する必要があるわけではありません。

ただ、

「掘ったBTCを売って日本円にしたい」

となると話が変わります。

国内の暗号資産交換業者などを利用して、

BTCを送る → BTCを売却 → 日本円にする → 銀行口座へ出金

という方法が考えられます。

つまり私の頭の中でバラバラだった、

「マイニング」
「ウォレット」
「仮想通貨取引所」
「ビットコイン売却」

が、ここでようやく一本につながりました。


私が知りたかった流れをまとめるとこう

初心者目線でかなり単純化すると、

① マイニングマシンを用意する

② Bitcoinのマイニングをする

③ マイニングプールなどから報酬としてBTCを受け取る

④ BTCをウォレット等で管理する

⑤ 売却したければ暗号資産取引所などへ送る

⑥ BTCを売って日本円にする

⑦ 日本円を銀行口座へ出金する

という流れになります。

なるほど。

ここまで調べて、やっとYouTubeで見た「マイニング」というものが何だったのか理解できました。


でもビットコインって、もうほとんど掘られてるんじゃないの?

これもニュースなどで見た記憶があります。

Bitcoinは無限に発行されるわけではなく、発行上限が設定されています。

だから、

「ほとんど掘られているなら、今さらマイニングしても意味ないのでは?」

と思ったのですが、

「残りのBTCが少ない=もうマイニングできない」

という意味ではありません。

そもそもマイニングは、新しいBTCを発行するだけの作業ではなく、Bitcoinネットワークの取引をブロックにまとめ、Proof of Workによってチェーンへ追加していく重要な役割があります。

また、マイナーへのインセンティブには新規発行分だけでなく取引手数料も含まれます。Bitcoinの設計では、新規発行が終了した後は取引手数料がインセンティブの中心になることも想定されています。

なので、

「残り少ないからマイニング終了」

ではありません。


じゃあ今からマイニングすれば儲かる?

ここが一番重要です。

そして今回調べていて、

「ビットコイン高い → マイニング → タダでGET → 売る → 儲かる」

という私の計画には、重大なものが抜けていることに気付きました。

電気代です。

さらに、

  • マイニングマシンの購入費
  • 電気代
  • 冷却
  • 騒音・発熱への対策
  • マイニングプールの手数料等
  • マイニング難易度
  • BTC価格

なども関係します。

つまり重要なのは、

「BTCを掘れるか」ではなく「BTCを掘るために使ったお金より、得られる報酬のほうが大きいか」

です。

例えば1万円分のBTCをマイニングできても、

電気代などに1万5,000円使っていたら副業としては赤字です。

これなら普通にBTCを買ったほうが安かった、という可能性すらあります。

ここは次の記事で、

「実際にマイニングマシンを買ったと仮定して、日本の電気代なら黒字になるのか?」

まで数字を入れてシミュレーションしてみたいと思います。


マイニングしたBTCには税金も関係する

さらに忘れてはいけないのが税金です。

国税庁は暗号資産の売却・使用などによる利益について、原則として雑所得に区分すると案内しています。暗号資産取引の状況によって所得区分が変わる場合もあるため、実際にマイニングを事業・副業として行う場合には税務上の扱いも確認する必要があります。

つまり、

「機械を回してBTCが入った!全部利益!」

という単純な話でもありません。

マイニングを本当に始めるなら、報酬を受け取った時点から記録を残しておく必要がありそうです。


結論:「タダでビットコイン」は甘かった。でも面白い

今回調べるきっかけは本当に単純でした。

以前YouTubeでマイニング動画を見た。

最近ビットコインの価格を見た。

「これ、自分で掘ったらタダじゃん」

調べる。

全然タダじゃなかった。

見事な流れです。

ただ、今回調べてみて「ビットコインマイニング」というものがかなり面白くなりました。

機械を買って電気を使い、その計算能力によってBTCという報酬を得る。

そして受け取ったBTCを保有することもできるし、取引所などを使って売却して日本円にすることもできる。

副業として考えるなら、

「ビットコインが高いから儲かりそう」

だけでは判断できません。

本当に重要なのは、

マイニングマシンはいくらなのか?

1日にどれくらいBTCを掘れるのか?

電気代はいくらかかるのか?

結局、月いくら残るのか?

ここです。

ということで次回。

「マイニングマシンを実際に買ったと仮定して、日本の家庭で動かしたら月いくら儲かるのか?」

調べてみます。

買うかどうかは……

計算してから考えます。

チキンなので。

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